FXの5つのリスク

覚えておきたいFXの5つのリスクについて

 

FXは、比較的簡単に取引できる金融商品ですが、様々なリスクも潜んでいます。

 

そのため、あらかじめリスクのことも理解した上で、取引をする必要があります。

 

為替変動リスク

 

「為替変動リスク」とは、不利な為替変動が起こることによって、損失を被る恐れのあるリスクのことを言います。

 

FXの取引は、外国の通貨を売買するものですが、買った時の値段より、売った時の値段の価値が下がっていれば、為替変動リスクによる損失を被ることになってしまいます。

 

 

例えば、1ドルが100円の時に1,000ドル(10万円分)を買い、1ドルが90円に下がった時に日本円を売ったとします。

 

すると、9万円が戻ってきます。

 

しかし、10万円で買ったものが9万円ですから、1万円分の損失が出ることになります。

 

 

外国為替の変動は、それほど極端な動きをすることはありません。

 

1日で数銭~数円程度のものです。

 

しかし、レバレッジを高くしていると、1円の変動でも大きな損失になりかねないので、注意が必要です。

 

 

金利変動リスク

 

「金利変動リスク」とは、不利な方向に金利が変動し、損失を被ることを言います。

 

FXは、金利の低い通貨で金利の高い通貨を買うと、スワップポイントが発生し、このスワップポイントでも利益を得ることができます。

 

 

しかし、逆に金利の高い通貨で金利の低い通貨を買うと、逆に金利差を支払わなければならなくなります。

 

この状態に陥る恐れがあることが、金利変動リスクなのです。

 

 

日本は、世界的に見てもかなり金利の低い国であるため、基本的にはどこの国の通貨を持っていても、スワップポイントを受け取れます。

 

しかし、その国の金利政策などで、保有している国の通貨の金利が、日本の金利よりも下がったり、日本の金利のほうが上がったりすると、損失を被るかもしれないので注意が必要です。

 

流動性リスク

 

「流動性リスク」とは、取引の流動性が悪くなり、損失を被るリスクのことを言います。

 

取引の流動性が悪くなるというのは、取引がスムーズに行われなくなることです。

 

 

そもそも流動性とは、2国間通貨の売買のしやすさを表す言葉です。

 

しかし、政治経済の状態・天災・テロ・紛争・戦争などが原因で為替相場が大きく動くと、「買いたいのに買えない」「売りたいのに売れない」といったことが起こります。

 

普段は活発に取引が行われていますが、先ほども挙げたような出来事が起こると、流動性が悪くなり、買いたい通貨の値上がりや売りたい通貨の値下がりなどが起こり、利益を上げられなくなってしまうのです。

 

 

基本的に、メジャーな通貨は流動性リスクは低いです。

 

しかし、マイナーな通貨は流動性リスクが高くなるので、マイナーな通貨をFXの取引で使いたい場合は注意が必要です。

 

信用リスク

 

信用リスクとは、会社が経営破綻することにより、口座に預け入れた証拠金や利益などの資産を取り戻すことができなくなるリスクのことを言います。

 

FXは、会社とトレーダーとの間で取引をするので、もし経営破綻するようなことがあると、預けていた資産は全て消えてしまう可能性があります。

 

経営破綻したことで、トレーダーが資金を取り戻すことができなかったケースも、実際に起こっています。

 

 

現在は信託保全により、資産を全額保証し、万が一経営破綻した場合でも資産が守られるようになっている会社も多いです。

 

特に、知名度の高い会社だと、信託保全を行っているのが当たり前です。

 

そのため、信用リスクについては、あまり心配する必要はないかもしれませんが、念のため利用する会社が「資産をどのように管理しているのか」ということを確認しておく必要はあると思います。

 

システムリスク

 

FXは、パソコンで取引するのが一般的なスタイルです。

 

しかし、パソコンの調子が悪かったり、通信障害でインターネット回線が悪くなったりといったシステム的なことが原因で、スムーズな取引ができなくなってしまうリスクがあります。

 

このリスクがシステムリスクです。

 

 

システムリスクによって何が起こるのかというと、瞬時に対応できなくなり、利益のチャンスを逃してしまったり、逆に損失を食い止めるタイミングを逃してしまったりする恐れがあります。

 

また、FX会社のほうのシステムがダウンし、取引ができなくなってしまうリスクも、システムリスクの中に入ります。

 

 

システムリスクを予防するためには、「システム管理をしっかり行っている会社を選ぶ」「日頃からパソコンの調子に注意する」「複数の会社で口座を作ってリスクを分散する」「ストップロス注文をする」といった対策をしましょう。

 

 

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